団体信用生命保険について考える(フラット35版)
2014/01/17
カテゴリースタッフブログ
どうも、西山です。
先日、住宅ローン(フラット35)を組んで新築のお家を建てられる山田様(仮名)に火災保険と生命保険のご相談をいただきました。
今回は、このご相談の中で見直した「団体信用生命保険(以下、団信)」について少しお話していきます。
特にフラット35で住宅ローンを組んで
・すでに、お家を建てられてる方
・今現在、お家を建てられてる方
・これからお家を建てられる方
は、ぜひ最後までお読みください。
さてこの団信、 “民間金融機関の住宅ローン”でお家を建てる場合、「強制加入」となってるケースがほとんどですが、“フラット35”で住宅ローンを組む場合は、「任意加入」となっています。
「任意加入」なんで、加入する方もいれば、しない方もいます。
他の生命保険で準備される方もいるんですね。
ここで、この団信の特徴をまとめてみました。
団体信用生命保険(団信)の特徴
●ローン残債が減ると保障額、保険料も減っていく。
●年齢・性別関係なく均一の保険料(もしくは均一の金利上乗せ)
●基本、審査ではなく告知のみで加入判断
●ローン返済途中での「中途加入」はできない。
簡単ですがこんな感じでしょうか?
※三大疾病付機構団信をご希望の場合は15~50歳
この特徴の1つ、
●年齢・性別関係なく均一の保険料(もしくは均一の金利上乗せ)
ここに一般の生命保険との“大きな違い”があるんです。
例えば一般の生命保険では15歳で加入する死亡保障3000万円と、69歳で加入する死亡保障3000万円では保険料でいうと10倍近くの差がでてきます。
これが、団信では同じ保険料で計算されるんですね。
これらを踏まえて、
団信は年配の人にとっては割安な保険料だが若い人にとっては保険料が割高である。
こんなことが言えると思います。
実際にご相談いただいた山田様(25歳男性)はすでに団信で仮審査を済ませていましたが、お勧めした生命保険で同じような保障を組むと、35年間で約50万円の保険料が削減できることが分かり、
●団信⇒一般の生命保険(住宅ローン分)
に切り替えることとなりました。
実際に万が一のことが起きた場合、
●団信のお手続き
「相続人がお手続きで住宅ローンの完済」
になるのに対し、
●今回の生命保険プラン
「保険金の受取人が、一度死亡保険金を受け取り、そのお金からの住宅ローンを完済する」
という一手間の違いはあるものの、団信の一番の目的である、 「ローン債務者が万が一時は、残りの住宅ローンを完済」ができるので、保険料の負担が少しでも減ることは良いことではないでしょうか?
今回お勧めした保険商品は「収入保障保険」。
フラット35で団信を検討されてる方で
●30代前半までの男性
●おタバコ吸われない方
●女性で住宅ローンを組まれる方
は検討に値するのではと思います。
詳しくは生命保険の担当者、もしくは当店でも無料相談をお受けしています。
なお、生命保険の切り替えには健康状態が関係してきますので、安易な判断はせず、必ず詳しい生命保険の担当者にご相談くださいね。
それでは今日は団体信用生命保険を考える(フラット35版)についてお話しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
PS、
新築時のご相談では、火災保険も複数社のお見積もりを実際に見ていただきご提案しています。
「火災保険はココがオススメ!」
なんて雑誌やネットに出たりしていますが、建物の構造(木造?省令準耐火?鉄骨?など)、
用途(住宅専用?お店との併用住宅?)、保障の付け外しなど、実際はお客様のお家の条件によってお勧めする内容は変わってきますので、話をお聞きする前から
「火災保険はココがオススメ!」
なんてことは言えません。
新しくお家を建てられる際は一度お声をかけて下さい。
きっとお役にたてることがあると思います。
それでは!