退職金、運用しても大丈夫? “増やすお金”と“守るお金”の考え方
2025/07/23
カテゴリースタッフブログ
どうも。高知駅から徒歩3分の総合保険代理店、FA高知の西山です。
ここ数週間で、「退職金をもらったんですけど、どんな商品でどれくらい運用したらいいですかね?」というご相談を数件お受けしました。
まとまったお金を前にすると、「このままでいいのかな?」「でも減らすのはこわいし…」と迷いますよね。
中には「投資ってちょっと怖いんです…」という声もよくいただきます。
今回は、そんなご相談に対して、実際にお話ししている「資産運用時にまず考える3つのポイント」をご紹介しようと思います。
ポイント①:いざという時のお金は分けておく
まずは「何かあったときのためのお金」を別にしておくことが大切です。
病気やケガ、仕事の変化など、人生にはいろんなことがありますよね。
目安は生活費の半年〜1年分を、元本割れのない形(普通預金など)で持っておくと安心です。
先週ご相談いただいた60代のお客様にも、まずはこの“いざという時の資金”をしっかり確保してもらいました。
ポイント②:この先10年で使う予定のお金は別で確保しておく
次に考えるのは、「この先10年で使うかもしれないお金って何がある?」ということです。
たとえば、家の修繕や、車の買い替えなど。こういった10年以内に使う可能性があるお金は、減らしたくないお金なので、安全重視で確保しておきたいところです。
ポイント③:「運用してもいいかも」と思える範囲でOK
ここまで準備ができたらようやく、「じゃあ運用に回すとしたらどれくらい?」という話になります。
いろんな考え方がありますが、一つ目安になるのは「100−年齢=積極的な資産運用に回していい割合」という考えです。
例えば60歳なら、4割くらいが一つの目安です。もちろんこれはあくまで目安です。
「このくらいならやってみてもいいかな」と思える範囲でOKです。無理に投資に回す必要はまったくありません。
退職金をきっかけに「少し増やしたい」も「安全に持っておきたい」も、どちらも正解です。
大切なのは、“増やすお金”と“守るお金”のバランスを自分のペースで整えていくこと。
銀行さんでも、証券会社さんでも、そしてもちろん当店でも。しっかり内容を理解し、ご自身にあったプランで、無理ない範囲で、大切なあなたの資産、運用していきましょう。
FA高知でも、よければお気軽にご相談くださいね。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
西山