一部の学資保険が大きく「元本割れ」してしまう理由
2014/05/13
カテゴリースタッフブログ
どうも。
FA高知の西山です。
(城西公園にて)
今日は、
一部の学資保険の返戻率が大きく「元本割れ」してしまう理由
についてお答えしていきます。
先日、こんなご相談がありました。
「もう学資保険に加入して4年経つけど、どうやら「元本割れ」してしまうみたいなんで見て欲しい。」
証券をもってきてくれてたんで、実際に計算してみました。
お子さまが0歳の時に加入。
18歳で300万円貯めるプランです。
電卓をたたいてみると、総保険料は約380万円でした。
18年で約380万円払って受け取りが300万円。
保険料だけで見ると約80万円の元本割れ。
お子さまの為にちょっとでも効果的にお金を貯めたい!
そんな思いで始めた学資保険が払った分よりも約80万円も下回って返ってくるということにちょっとびっくりされてました。
「なんでこんなことになってるんですか?」
これにはちゃんと理由があるんですね。
「貯蓄を重視した学資保険」と「保障を重視した学資保険」
学資保険は大きく分けるとしたら、とにかく払った分よりもできるだけ多くお金が返ってくるように作られた
「貯蓄を重視した学資保険」
と、お父(母)さんが万が一の時の育英年金や、お子さまの医療保険が充実している
「保障を重視した学資保険」
に分けられます(まあ分けるとしたらですよ)。
今回ご相談いただいたお客さまの学資保険は
保障がしっかりついた「保障を重視した学資保険」
だったんですね。
お父さんが万が一の時の育英年金も、お子さまの医療保険も。
あとお子さまが万が一の時の死亡保障までしっかりついていました。
保険料が保障に取られている分、大きく「元本割れ」しているということです。
ここで決して間違ってはいけないことがあります。
たくさんお金が返ってくる学資保険が「良い学資保険」で、「元本割れ」する学資保険は「悪い学資保険」じゃあないよ!
ということ。
大切なのは、
どちらが「良い学資保険」なのか?
ではなく、
あなたはどちらの学資保険を選びますか?
ということなのです。
かわいいかわいいお子様の教育資金の準備です。
ぜひ、真剣に選びたいものですよね♪
それでは今日はこの辺で。
今日は、
一部の学資保険の返戻率が大きく「元本割れ」してしまう理由
をお届けしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
PS、
当店では、学資保険も実際にプランを横並びで見ていただき、お客さまと一緒に選んでいくようにしています。
またご希望の方は、今ご加入の生命保険の見直しも一緒に行うことで、より効率よく教育資金や老後の資金を準備できるようお手伝いしています。
当店でよければお気軽にご相談くださいね。
●「学資保険を選ぶ時の5つのポイント」について
コチラのブログでまとめました。