火事で柱一本残ってしまうと、火災保険は全額払われないのか?
2013/12/10
カテゴリーお役立ち情報
どうも。FA高知の西山です。
今日も新しいお家の火災保険ののご相談をお受けしました。
いいですよね!マイホーム!
FA高知で最近火災保険を担当させていただいてる物件は、高台や津波の心配がない場所が割合でいうと多くなっています。
まあ地震のことばっかり気にしてたら楽しくないですが、高知に住んでると気にはなりますよね。
まあそれは置いといて。火災保険のご相談時によく聞かれる質問がこれです。
Q、火事で柱一本残ってしまうと、火災保険は全額払われないって本当か?
こんな話、聞いたことないですか?
火事の時、消防士がきて、
「待って!まだ柱が残ってるからまだ消さないで~!火災保険がおりないから~」
みたいな。
これに対して今日はお答えしていきます。
まずはお答えから。
A、そんなことは断じてありません。
建物が完全に使用できなくなくなった状態を「全損」といいますが、その場合、契約している保険金額、つまり全額が保険金として支払われます。
柱が一本残っていたとしても建物は使用できないので、この場合保険金は全額支払われます。
※保険金額が適正なことが前提
また、建物が半分しか焼けてなくても、その修理代が契約している保険金額をうわまわるような場合、全損となるケースもあります。
ちなみに地震保険の場合は、建物の主要構造部の損害が50%以上、もしくは延べ床面積の70%以上の損害で全損となります。
また東日本大震災以降、一戸建ての場合に限っては、地震による液状化で傾斜が1度傾くと全損、また、地盤沈下で30cm建物が沈んでも全損判定されるようになりました。
以上、今日は小難しいお話でしたが、火事で柱一本残ってしまうと、火災保険は全額払われないのか?についてお話ししました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※保険金のお支払い、もしくは保険金額の設定については担当者、もしくは保険会社に必ず詳細をお聞きくださいね。
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