結婚などで名字が変わったり住所変更した場合は、加入保険への手続きは何か必要ですか?
結婚などで住所変更や改姓された場合は、変更手続きが必要です。
今加入している保険の「住所変更・改姓による名義変更」のお手続き方法
今加入している保険の住所変更・改姓による名義変更のお手続き方法は、大きく分けて2つございます。
1.お電話でお手続きの場合
現在加入している保険の各保険会社が設けているカスタマーセンターやお客様サービスセンターなどにお電話して頂ければ、住所変更・名義変更の手続きが可能です。
パソコンやスマートフォンの操作が苦手という方は、お電話でのお手続きがおすすめです。
※お電話の場合は、後日手続きに必要な書類がお手元に届きます。
2.インターネットでお手続きする場合
今加入している保険会社の住所変更・名義変更の手続き方法に従って変更します。
今は、パソコンやスマートフォンからお手軽に変更できるサービスが設けられています。
電話での受付時間内に電話をするのが難しい方は、インターネットでのお手続きがおすすめです。
住所変更をしないとどうなる?
住所変更の手続きがない場合、お客様への大切なご案内などが届かなくなってしまいます。
特にお支払い時を迎えた満期保険金や年金などの請求書類がお届けできませんので、お支払いの手続きもできない場合がございます。
毎年、確定申告に必要な税所得控除保険証明書も届かなくなってしまいます。生命保険や医療保険などの住所変更をいつまでもしないままでいた場合、契約者が万が一怪我をしたり死亡した時でも保険金が支払われなくなってしまいます。
重要な書類を確実にお客様のお手元にお届けするためには、ご住所は重要ですので転居などによりご住所が変更になる際は、必ず各保険会社へ住所変更の手続きを忘れず行いましょう。
住所変更で注意すべきこと
●火災保険加入の方へ
引っ越しなどで住所を変更される場合に、一番気を付けなくてはいけないのが火災保険です。
引っ越し前に必ず住所変更の手続きを済ませておく必要があります。引っ越しの前後に万が一火災が起こった際に
住所変更がされていないと、せっかく火災保険に加入していたのに保険金がおりないという事態になりかねません。
●手続き完了の連絡がくるのかを確認する
多くの保険会社では、住所変更などお客様の契約上の重要な変更事項に関しては、お手続き完了の連絡をする場合がほとんどです。
中には、行わない保険会社もあるかもしれませんので「契約変更手続きのお知らせ」がメールもしくはハガキなどで送付してもらえるかを確認しましょう。
※手続き完了予定日を過ぎても完了連絡がない場合は、手続きが漏れてしまっていることも考えられますので必ず各保険会社に確認するようにしてください。
住所変更で必要な書類
住所変更の手続きをするには、下記の3点が必要となります。
- 契約した保険会社所定の名義変更請求書
- 旧姓名、新姓名の記載がある公的証明書のコピー
- ご契約者様本人であると証明できるもの
※ご提出いただいた、書類に関しては返却されてこない場合もありますのでご注意ください。
まとめ
ご結婚に関わらず、名字や住所が変わった場合は、今加入している保険の各保険会社へ変更手続きが必要です。
上記にも記載しましたが、変更手続きしないと保険会社から契約者様への大切なお知らせなどが届かなくなってしまいます。そればかりか、月々の保険料が引き落としされなかった場合の連絡などもできなくなってしまうので、保険料金未払いで保険の保障が無効になる可能性もございます。特に火災保険へ加入している方で、住所変更のタイミングを間違えてしまうと保険料がおりない可能性がありますのでご注意ください。