どこの保険会社で加入しているか分からないときの対処法【2025年版】
2025/06/11
カテゴリーお役立ち情報
「保険には入っているはずだけど、どこの会社だったか分からない…」
そんなご相談、実は少なくありません。
たとえば、こんなやり取りからご相談が始まることも。
「おじいちゃんの保険、どこで入ったのか分からなくて…」
「通帳を見ると○○生命とあったけど、金額が合わない」
「昔の契約書がどこかにあるはずだけど、見つからない…」
こういったこと、意外と身近にあるんですよね。
まずはここから。確認しておきたい2つのポイント
● 通帳の引き落とし履歴をチェック
保険料は月払いだけでなく、半年払いや年払いのこともあります。
最低でも過去1年分の明細を確認してみましょう。
記載されている会社名(たとえば「○○セイメイ」)から、契約先が分かることもあります。
● 「ご契約内容のお知らせ」が届いていないか確認
保険会社からは年1回、契約内容を記載した通知が郵送されていることが多いです。
時期は会社によって異なりますが、1年を通じてポストに届いていないか確認してみてください。
それでも分からない場合の対処法【5つの手段】
1. 他の家族に確認してみる
まずは、ご家族・ご親戚に聞いてみることから始めましょう。
特に配偶者や子ども、昔の職場の福利厚生などから入っているケースもあります。
2. 知り合いのFP・保険代理店に相談してみる
過去に保険相談をしたことがあるFP(ファイナンシャルプランナー)や保険代理店があれば、
その会社で加入した記録が残っている可能性があります。
もし思い当たる方がいれば、一度問い合わせてみるといいでしょう。
3. 保険会社に一社ずつ問い合わせる
日本国内には**生命保険協会に加盟している会社が40社以上(2025年現在)**あります。
少し手間はかかりますが、1社ずつ連絡して「契約があるか」を確認することも可能です。
▶ 生命保険協会 加盟会社一覧
https://www.seiho.or.jp/member/list/
4. 災害時は「生命保険協会」に相談
大規模災害(地震・水害など)で証券を紛失した場合、
災害救助法が適用されている地域の方に限り、生命保険協会が全社に照会をかけてくれる制度があります。
▶ 制度の詳細はこちら
https://www.seiho.or.jp/disclosure/disaster/
5. 弁護士を通じて照会をかける
確実に調べたい場合は、弁護士を通じて**「生命保険協会」に全社照会を依頼する方法**があります。これは弁護士法23条の2に基づく手続きで、弁護士からの依頼により照会が可能です。
用はかかりますが、相続時などで確実な確認が必要な場面では有効な手段です。
保険の所在不明を防ぐために、今できること
保険証券を一か所にまとめておく、加入内容の一覧表をつくっておくなど、いざというときに家族が困らないようにする備えがとても大切です。
この機会に、一度ご自身の保険を見直してみませんか?
今の保険、どうなってるか分からない…。
証券が見当たらない。
どの会社で入ったか忘れてしまった。
昔の保険がそのままになっている気がする。
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。
FA高知では、ご相談は無料。保険の現状把握や整理のお手伝いも可能です。
LINE・フォーム・電話、どれからでもご相談いただけます。
高知駅から徒歩3分の保険代理店として、地域の皆さまの「いざ」という時のお役に立てるように、スタッフ一同、いつでもお待ちしています(^^)